今年は5月と6月に1回ずつ、男女群島の磯へ渡礁する機会に恵まれた。毎年思うが同じ月に訪れても数日違うだけでガラリと状況が変わってしまう手に負えない海域である。
明るくなると磯周りには青物が飽きない程度に回遊してきた。トップでの反応が悪いのでジグやシンキングペンシルで攻略。
夕方まで名礁で粘るも沖でもキハダの跳ねる姿は見ず、デッドベイトで大型の鮫が連発したのみ…次の日の朝はヒラマサ狙いでシャローが絡む磯を選択。
薄暗い時間帯に連続バイト、全て型の良い群れだったようで同礁者もほぼ同サイズをキャッチ
どちらの魚も鰤とのハイブリッドのような個体ではあったが良く引いて楽しませてくれた。
迎えた6月、運よく鳥島の当番日と凪が重なり数年ぶりに渡礁出来た。
瀬の周りでは手頃なサイズのカンパチがちらほら、手を焼くサイズは姿を見せない。
たまにバットから絞られる魚が掛かるも殆ど鮫である。
結局午前中で鳥島は諦め、男女へ移動することに…我々はベタ凪ということもあり沖にある沈み瀬へ2時間限定で下ろしてもらった。
いつも水面下へ沈んでいる場所だけに足場が非常に悪い.
以前ここで取り損ねたキハダを狙うも大した魚からのコンタクトはなく2019年の男女遠征の前半戦は終了となった。