サムネイル画像

磯の道しるべ

磯の道しるべ

 

夏のショアGT遠征が終わると徐々に自身の磯のヒラマサシーズンがスタートとなる。

 

夜明け直後の活性の高い個体を狙って入磯、程よく時化た海況で磯際には分厚いサラシが広がっている。投げ始めると程なくしてサラシの切れ目でプラグが消えた。

 

RB103XF-TRIDENT+【ローカルスタンダード】パドルベイト190

 

幸先よく1本目をキャッチ、魚はかなりストックされている様で時折ボイルも起きている。こういう時はプラグの違いでヒラマサの反応に差が出るのか検証するのに好都合の為、すぐに違うプラグにチェンジして次を狙った。

 

RB103XF-TRIDENT+【ヤマリア】レガートF190プロト

 

この日、初めて使ったヤマリアの新作プラグだが中々「幅の利く」動きが出来るタイプで使い方が面白い…色々やっている最中に2匹目をキャッチ。簡単なシチュエーションなようにも思えるが立ち位置が5m程しか離れていない同行のキッド氏には反応がない。

 

今度はタックルを持ち替えてまた違うプラグで反応を探る、すると3匹目もイメージ通りにヒットに持ち込めた。

 

RB105XF-1+【ローカルスタンダード】ダイブベイト190

 

こうなると大体どういった具合でヒットしてるのか容易に想像できる、同行者がヒットはおろかバイトも少ないのも納得出来る感じである。すでに立ち位置は先ほど入れ替わっているのに完全にパターンを掴み切れてない様子、ここは付き合いの長い彼の為、あえてアドバイスはせずに見守ることにする。言葉にすれば簡単な事でも自分の頭で、そして肌で感じる事の方が吸収は早い筈である。

 

先ほどと同タックルで4本目をキャッチ

 

既に陽は昇り、朝の時合はとっくに終わるタイミングにも関わらず相変わらずヒラマサからの反応が消えない。ただ少しスレて来た傾向が見受けられた為、無駄打ちせずに一度ポイントを離れヒラスズキを狙ってみる事にした。何か所か回るもヒラスズキからの反応は無くチヌやマルスズキがヒットするのみ。

 

WB108R/Bにて

 

この日の締めにヒラマサポイントへ入り直す、するとやはりすぐに反応が返ってきた。

 

RB105XF-1+【ヤマリア】レガートF190

 

この日の最大サイズをキャッチ、ここで自分は竿を置いてキッド氏を見届ける事に。苦しみ続けた彼は最後の最後で意地を見せ土壇場でヒット!

 

RB100XF-1+【ローカルスタンダード】パドルベイト190

 

この1本で今日の1日が報われたのは言うまでもなく、確実に彼の中で何かを掴んだ釣行になった筈である。

 

タックルデータ

 

<RB105XF-1>

リール:ダイワ20ソルティガ10000H

ライン:バリバス SMP 5号

リーダー:バリバス オーシャンレコード120LB

 

<RB103XF-TRIDENT>

リール:シマノ19ステラSW14000XG

ライン:バリバス SMP 6号

リーダー:バリバス オーシャンレコード140LB

 

<WB108R/BAIT>

リール:シマノアンタレスDCMD XG

ライン:バリバス キャスティングPE マックスパワー 2.5号

リーダー:バリバス オーシャンレコード50LB